PR

障害者雇用の履歴書・職務経歴書の書き方|障害の書き方も

基礎知識
本ページはプロモーションが含まれています。

障害者雇用の応募書類には、一般の書類にない欄があります。

障害の状況、配慮事項、通院の頻度。ここをどう書くかで、書類選考の通過率が変わります。

先に結論

書類の目的は、「この人なら受け入れられそうだ」と思ってもらうことです。

そのために必要なのは、

・何ができるか(具体的に) ・何が必要か(3つまで) ・どう対処しているか

この3つです。「できないこと」の一覧にならないようにします。

履歴書で気をつけること

写真

スーツまたは襟のあるシャツ。3か月以内に撮影したものを使います。

学歴・職歴

空白期間がある場合、正直に書いて構いません。「療養のため」と一言添えれば十分です。

職歴が多い場合、すべて書く必要はありますが、短期のものはまとめて記載する方法もあります。

本人希望欄

ここに配慮事項を書きます。詳しくは後述します。

障害についての書き方

1. 障害名・等級

事実を簡潔に書きます。

精神障害者保健福祉手帳3級(発達障害)

2. 現在の状態

安定しているかどうかを書きます。

通院と服薬により症状は安定しており、直近1年間は体調不良による欠勤はありません。

3. 業務への影響

働くうえで何が起きるかを書きます。

複数の指示を口頭でまとめて受けると、優先順位の判断に時間がかかることがあります。

4. 対処方法

これを必ず入れてください。ここがあるかないかで印象が変わります。

メモを取り、着手前に確認することで対応しています。

配慮事項の書き方

3つまでに絞ってください。

書き方の型は、面接で伝えるときと同じです。

▶ 障害者雇用で配慮事項をどう伝えるか|面接で使える3つの型(https://shogai-work.com/hairyo-tsutaekata/)

記入例

【配慮をお願いしたい事項】

  1. 月1回、平日の通院のため勤務時間の調整をお願いしたいです。日程は前月中に共有いたします。
  2. 複数の業務を依頼される際、優先順位をお示しいただけると助かります。
  3. 指示は口頭に加えて、チャットやメモなど記録に残る形でいただけると確実に対応できます。

最後が「できます」で終わっているのがポイントです。

職務経歴書で気をつけること

できることを具体的に書く

「事務作業ができます」では伝わりません。

データ入力(1日あたり約200件、Excel使用) 電話応対(1日10〜20件、取り次ぎ中心)

数字が入ると、受け入れる側が業務量を想像できます。

ブランクの説明

20XX年X月〜20XX年X月 療養および就労移行支援事業所での訓練 ・生活リズムの安定 ・Excel、Wordの基本操作を習得 ・週5日、1日6時間の通所を半年間継続

「週5日通所を継続した」という事実は、働けることの証明になります。 ここは書いたほうがいいです。

退職理由

前職の批判にならないよう、事実の説明にとどめます。

業務内容は適していましたが、作業環境(騒音)への対応が難しく、体調を維持できなかったため退職しました。現在は静かな環境であれば安定して勤務できる状態です。

書かなくていいこと

・診断名の詳細な経緯 ・服薬している薬の名前 ・家族構成や家庭の事情 ・過去の入院歴(現在の勤務に影響しない場合)

必要以上に書くと、かえって不安を与えます。 業務に関係する範囲で十分です。

支援機関に見てもらうと変わります

応募書類は、一人で書くと「できないこと」に寄りがちです。

・ハローワークの専門援助部門 ・転職エージェント ・就労移行支援の支援員

こうした窓口で添削してもらえます。無料です。

私の場合、自分では思いつかなかった表現を教えてもらえました。「対応しています」という言い方に変えるだけで、伝わり方が違いました。

▶ dodaチャレンジの評判は?実際に使った感想と登録の流れ(https://shogai-work.com/doda-challenge/)

よくある質問

Q. 手書きとパソコン、どちらがいいですか

指定がなければどちらでも構いません。パソコンのほうが修正しやすく、字の読みやすさも安定します。

Q. 障害名を書きたくない場合は

「精神障害者保健福祉手帳3級」とだけ書き、診断名を省く方法もあります。ただ、配慮の理由が伝わりにくくなります。

Q. 空白期間が長いと不利ですか

期間そのものより、「その間に何をしていたか」と「今は働ける状態か」が見られます。

Q. 職務経歴がほとんどありません

就労移行支援やB型事業所での経験も書けます。通所実績は継続性の証明になります。

Q. 志望動機は何を書けばいいですか

「配慮が得られそうだから」だけだと弱いです。業務内容への関心と、自分の適性を結びつけて書きます。

まとめ

・書類の目的は「受け入れられそうだ」と思ってもらうこと ・障害は「状態」「影響」「対処」の順で書く ・配慮事項は3つまで ・できることは数字を入れて具体的に ・書きすぎない。業務に関係する範囲で ・支援機関の添削を使う

書類は、自分を小さく見せる場所ではありません。

どういう条件なら力を発揮できるかを、先に伝えておく場所です。