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障害者雇用のメリットとデメリット|8年分の情報を整理しました

基礎知識
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障害者雇用を選ぶかどうか迷っている段階の人に向けて、良い面と難しい面を並べて整理します。

どちらかに寄せた書き方はしません。判断材料としてお使いください。

メリット

1. 配慮を受けられる

最大の利点です。

通院、体調の波、作業環境。これらを前提に働けます。毎回説明する必要がありません。

2. 相談先がある

多くの職場で、障害者職業生活相談員などの窓口が設けられています。

社外にもジョブコーチやなかぽつといった相談先があります。

▶ 障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)の使い方(https://shogai-work.com/nakapotsu/)

3. 定着率が比較的高い

配慮がある環境では、続けられる期間が長くなる傾向があります。

短期離職を繰り返すより、長く続くほうが生涯収入では有利になります。

4. 周囲の理解が得やすい

同じ立場の社員がいる職場も多く、「自分だけ特別扱い」という感覚になりにくいです。

5. 無理のない業務量から始められる

最初は限定された範囲からスタートできることが多く、慣らしながら進められます。

デメリット

1. 給与水準が低い傾向にある

厚生労働省の調査では、平均賃金は障害種別によって13万円台から23万円台まで幅があります。

ただし、この数字は短時間勤務の人を含みます。

▶ 障害者雇用の給料は安い?平均賃金と、収入を上げる4つの方法(https://shogai-work.com/kyuryo/)

2. 業務範囲が限定されがち

定型業務が中心で、数年経っても内容が変わらないことがあります。

キャリアを広げたい人には物足りなく感じられる可能性があります。

3. 求人の数と種類が限られる

特に地方では、職種の選択肢が狭くなります。

▶ 札幌で障害者雇用の仕事を探す|地元の窓口と求人の探し方(https://shogai-work.com/sapporo/)

4. 手帳が必要

障害者雇用枠への応募には、原則として障害者手帳が必要です。

▶ 障害者手帳の申請方法|3種類の違いと、取るか迷ったときの考え方(https://shogai-work.com/techou-shinsei/)

5. 有期契約からのスタートが多い

正社員採用は少数です。登用制度があっても実績は会社によります。

▶ 障害者雇用から正社員になるには|登用制度の見方(https://shogai-work.com/seishain/)

6. 配慮が形だけの職場もある

制度としては整っていても、現場に浸透していないことがあります。

人事には伝わっていても、直属の上司には共有されていない、ということは起こります。

判断するときの順番

1. 配慮がないと働き続けられるか

ここが一番大きい分かれ目です。

通院、体調の波、環境の条件。これらが業務に影響するなら、配慮がある環境のほうが続きます。

2. 収入としていくら必要か

障害年金や他の収入と合わせて、生活が成り立つかを計算します。

▶ 障害年金の基本|金額・条件・申請の流れ(https://shogai-work.com/shogai-nenkin/)

3. どのくらいの期間を想定するか

数年で転職を考えるのか、長く続けたいのか。これで優先順位が変わります。

一般雇用との比較

障害者雇用一般雇用
配慮前提になっている申し出が必要
求人数少ない多い
給与低め幅が広い
業務範囲限定的広い
定着しやすい条件による

▶ 障害者雇用と一般雇用は何が違うのか|当事者が5つの違いを整理しました(https://shogai-work.com/shogai-ippan-chigai/)

行き来はできます

障害者雇用から一般雇用へ、またはその逆へ移ることは可能です。

一度決めたら固定、ではありません。 体調や状況に応じて選び直せます。

まとめ

障害者雇用が向いているのは

・配慮がないと働き続けるのが難しい ・まず安定して働く経験を積みたい ・相談できる環境がほしい

慎重に考えたほうがいいのは

・収入を優先したい ・専門性を活かしたい ・業務の幅を広げたい

どちらが優れているという話ではありません。

いまの自分の状態に合うのはどちらか、で選ぶのがいいと思っています。