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地域障害者職業センターの使い方|職業評価を受ける意味

就労支援
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「自分にどんな仕事が向いているか分からない」

この状態で求人を探すと、なんとなく選んで、なんとなく合わなかった、を繰り返します。

地域障害者職業センターは、そこを客観的に見てもらえる場所です。

どんな機関か

各都道府県に設置されている、障害のある方の職業リハビリテーションを行う専門機関です。

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営しています。

利用は無料です。

主なサービス

1. 職業評価

2. 職業準備支援

3. ジョブコーチ支援

4. リワーク支援(休職中の方の復職支援)

5. 事業主への支援

順に説明します。

1. 職業評価

ここが一番おすすめです。

面談だけでなく、実際に作業をやってみて、その様子から適性を見てもらえます。

・どんな作業に向いているか ・どのくらいの時間なら集中が続くか ・どんな指示の出し方が合うか ・どんな環境だと作業の精度が落ちるか

自己申告ではなく、第三者による評価が出ます。

なぜこれが役に立つのか

企業に配慮を求めるときの根拠になります。

「音が苦手です」と自分で言うのと、「職業評価で、騒音環境下での作業精度の低下が確認されています」と伝えるのでは、受け取られ方が違います。

また、自分でも気づいていなかった適性が見つかることがあります。

苦手だと思っていた作業が実は得意だった、というようなことです。

2. 職業準備支援

センターに通って、作業体験やグループワークを通じて就職の準備をするプログラムです。

・基本的な労働習慣の形成 ・作業遂行力の向上 ・対人スキルの向上

就労移行支援に近い内容ですが、期間が短めです。

就労移行支援の2年間を使う前に、まずこちらを試すという選択もあります。

▶ 就労移行支援とは|対象・期間・費用と、通ってみて分かったこと(https://shogai-work.com/shuro-ikou-shien/)

3. ジョブコーチ支援

就職後、職場に来て支援してくれる仕組みです。

配置型ジョブコーチは、ここに所属しています。

▶ ジョブコーチとは|職場に来てもらえる支援の使い方(https://shogai-work.com/job-coach/)

4. リワーク支援

休職中の方が、職場復帰を目指すプログラムです。

・生活リズムの立て直し ・ストレス対処の方法を身につける ・復職後の働き方を主治医・企業と調整する

主治医と企業との三者で進める形が特徴です。

休職中の方には、この記事が参考になるかもしれません。

5. 事業主への支援

企業側への相談も受け付けています。

「障害のある社員への接し方が分からない」という企業に対して助言します。

つまり、自分の職場にセンターから説明してもらう、という使い方もできます。

利用の流れ

1. 連絡・予約

電話で連絡します。ハローワークから紹介してもらう形もあります。

2. 初回面談

状況と希望を聞かれます。

3. 職業評価

必要に応じて実施されます。1日で終わる場合もあれば、数日かけることもあります。

4. 結果のフィードバック

評価結果をもとに、今後の方向を一緒に考えます。

5. 必要な支援につなぐ

職業準備支援、ジョブコーチ、ハローワークなど。

対象になる人

・就職を希望している障害のある方 ・在職中で、職場に課題を抱えている方 ・休職中で復職を目指す方

手帳がなくても、支援が必要と判断されれば利用できる場合があります。 まず相談してください。

どこにあるか

各都道府県に1か所(地域によっては支所もあります)設置されています。

「(都道府県名) 障害者職業センター」で検索すると見つかります。

都道府県に1か所なので、地方だと遠い場合があります。 通える距離かどうかは事前に確認してください。

よくある質問

Q. 費用はかかりますか

無料です。

Q. 職業評価だけ受けられますか

受けられます。評価だけ受けて、結果を持って就職活動に戻る人もいます。

Q. 結果は企業に伝わりますか

本人の同意なく伝わることはありません。自分の判断で、企業に共有する形になります。

Q. 在職中でも使えますか

使えます。職場での課題について相談できます。

Q. ハローワークとの違いは

ハローワークは求人紹介が中心、こちらは適性の評価と職場での支援が中心です。役割が違うので併用できます。

まとめ

・各都道府県に設置された専門機関。無料 ・職業評価で、適性を客観的に見てもらえる ・評価結果は、配慮を求めるときの根拠になる ・ジョブコーチ、リワーク支援の窓口でもある ・手帳がなくても相談できる場合がある

「自分に何が向いているか分からない」段階で、一番効く場所だと思っています。

※本記事の制度に関する記述は、厚生労働省および高齢・障害・求職者雇用支援機構の公開資料にもとづいています。支援内容は地域によって異なる場合があります。実際のご利用にあたっては、お近くのセンターにご確認ください。