求人票は情報が多くて、どこから見ればいいか迷います。
私は順番を決めています。この順で見ると、合わない求人を早く外せます。
1. 勤務時間と日数
最初に見るのはここです。
週何日、1日何時間か。
理由
どんなに仕事内容が良くても、通えなければ意味がありません。
・いまの自分が続けられる時間か ・増やす前提になっていないか ・残業はあるか
「慣れたらフルタイム」という条件の場合、誰がいつ判断するのかを確認します。
▶ 働き始めて1か月で配慮が外れていく|最初の3か月の乗り切り方(https://shogai-work.com/saisho-3kagetsu/)
2. 通勤時間と手段
次に通勤です。
・片道何分か ・乗り換えは何回か ・徒歩区間はどのくらいか
往復2時間なら、それも労働に近い負荷です。
働く時間が6時間でも、通勤を含めると8時間拘束されているのと変わりません。
札幌の場合、冬の通勤も計算に入れます。
雪道は普段の1.5倍近く時間がかかります。夏に「30分」と思った経路が、冬には別物になります。
▶ 札幌で障害者雇用の仕事を探す|地元の窓口と求人の探し方(https://shogai-work.com/sapporo/)
3. 仕事内容の具体性
書かれ方を見ます。
具体的に書かれている例
伝票データの入力(1日約150件)、書類のスキャンとファイリング、郵便物の仕分け
曖昧な例
事務補助業務全般
後者の場合、応募前か面接で必ず確認します。
具体的にはどのような業務を担当することになりますか 1日の流れを教えていただけますか
曖昧な求人票が悪いとは限りません。 ただ、確認せずに応募すると、入社後に想定と違うことが起きます。
4. 立ち仕事か座り仕事か
求人票に書かれていないことが多い項目です。
職種名から推測できることもあります。
・データ入力、事務 → 座り仕事が多い ・ピッキング、仕分け、清掃 → 立ち仕事が多い
ただ、事務でも立ったまま作業する職場はあります。
書かれていなければ聞きます。 これは私が過去に確認せず、続けられなかった経験から学んだことです。
▶ 障害者雇用で2社続かなかった私が、次に見るようになった3つのこと(https://shogai-work.com/tsuzukanakatta/)
5. 給与と手当の内訳
最後に見ます。
ここを最初に見ると、条件が良い求人に引っ張られて、1〜4を甘く見積もってしまうためです。
確認する項目
・基本給 ・通勤手当の有無と上限 ・賞与の有無 ・昇給の有無
月給表示の場合、時給に直すと比較しやすくなります。
月給 ÷ (1日の労働時間 × 月の出勤日数) = 時給換算
▶ 障害者雇用の給料は安い?平均賃金と、収入を上げる4つの方法(https://shogai-work.com/kyuryo/)
この順番にしている理由
1〜4は、入社後に変えられない条件です。
勤務時間は交渉できる場合もありますが、通勤距離と作業環境は変わりません。
給与は、続けていれば上がる可能性があります。
逆に、通えない職場・体がもたない職場では、給与がいくら高くても意味がありません。
だから、変えられない条件から見ます。
求人票に書いていないことリスト
応募前か面接で確認する項目です。
・作業環境(音、温度、照明) ・立ち仕事か座り仕事か ・休憩の取り方(時間、場所、分割可否) ・配慮の相談先 ・障害のある社員の在籍状況 ・繁忙期の有無と、そのときの業務量 ・正社員登用の実績
全部聞く必要はありません。 自分にとって重要な3つに絞れば十分です。
▶ 障害者雇用の面接で聞かれること|質問10個と答え方(https://shogai-work.com/mensetsu-shitsumon/)
迷ったら相談できます
求人票を印刷して、ハローワークの専門援助部門に持っていけば、一緒に見てもらえます。
地域の企業については、担当者が実情を知っていることがあります。
「あの会社はこういう雰囲気ですよ」という話が出てくるのは、地元の窓口ならではです。
▶ ハローワーク専門援助部門の使い方|初回で聞かれることと持ち物(https://shogai-work.com/hellowork-senmon/)
まとめ
確認する順番
- 勤務時間と日数
- 通勤時間と手段
- 仕事内容の具体性
- 立ち仕事か座り仕事か
- 給与と手当
理由:1〜4は入社後に変えられない。5は変わる可能性がある

